新星爆発の瞬間の観測に成功−ISSに搭載した全天X線監視装置「MAXI(マキシ)」が「火の玉」をとらえた− [理化学研究所]

重い白色矮星の表面上で新星爆発が起こると、点火から数時間の間に星全体が「火の玉」に包まれ、紫外線や軟X線[4]の閃光が放出されるという理論予想がありました。しかし、短時間の突発的なX線閃光を検出する装置がなかったため、閃光は観測されたことがありませんでした。2009年8月に運用を開始したMAXIにより、軟X線の波長域で全天の突発現象を監視することが初めて可能になりました。

速報性の高いMAXIは大活躍ですね。