羅老号打ち上げ成功から1年…韓国初の韓国型ロケットの打ち上げ準備にあふれる活気 [中央日報]

打ち上げ台左側の渓谷では15階建てマンションの匹敵する高さ32メートルの建物工事がたけなわだった。こちらは韓国型ロケットエンジンの核心構成品である燃焼機をテストする場所だ。1秒当たり300キログラムの液体燃料を燃やす試験だ。燃焼機内部の温度は最大3200度まで上がる。爆発事故時の被害を防ぐため周辺は厚さ1メートルの防爆壁で囲んだ。前には建物よりも高い35メートルの消音器が入る予定だ。

羅老号の打ち上げ成功からちょうど1年が過ぎた羅老宇宙センターはこのように活気があふれていた。2020年に予定される韓国初の韓国型ロケットの打ち上げ準備のためだ。新しく建てられるロケット試験設備10種のうち6種がここに作られる。このうち燃焼機、ターボポンプ(液体燃料を大気圧の最大15倍で圧縮し燃焼機に送る装備)試験設備は4月末に完工を控えている。韓国航空宇宙研究院のハン・ヨンミン韓国型ロケット推進試験チーム長は、「早ければ6月ごろに最初の試験ができるだろう」と明らかにした。

たらればではありますが、KSLV-Iはすっとばしてここから始めていれば2015年頃には形になっていたかも知れませんね。