<JAXA>「はやぶさ」の電力制御を家庭向けに応用 動的電力割り当てシステムを開発 [毎日]

 宇宙航空研究開発機構JAXA)はこのほど、小惑星探査機「はやぶさ」で活用された電力制御システムを応用し、そのときの電力消費量に応じて、家電機器間の電力を動的に割り当てる家庭向けの制御システムと装置の試作品を、東京都内で行われた「地球環境とエネルギーの調和展 ENEX2014」で発表した。

 機器間の連携は電力線を使って行われ、割り当てに対する機器の優先度も設定可能。同システムは家庭内だけでなく、オフィスなどやビルのフロア間、ビル間などの電力制御にも対応できるという。

 JAXA川口淳一郎シニアフェローは「宇宙でやっていたことが、このように地球で役に立つことを伝えたかった。この装置を導入することで省エネ、エコにつながる。家庭とかオフィスで使うことを想定しており、広くこのような装置が使われてほしい」と話していた。

先日のニュースの続報で、本日公式発表されたそうです。川口先生直々に出向かれていたんですね。