「イプシロン」衛星搭載能力3割増強 素材・設計見直し [日経]

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 宇宙航空研究開発機構JAXA)とIHIは、小型ロケット「イプシロン」の衛星搭載能力を約3割高める。最新素材を使って全体の軽量化と、搭載スペースの拡張を進める。より大きな衛星や、より多くの小型衛星をまとめて搭載できる。2015年に打ち上げを予定する2号機から新仕様にする方針。衛星の重量あたりの打ち上げ費用を引き下げ、宇宙利用が今後進む新興国の需要を取り込む。

 昨年9月に初号機を打ち上げたイプシロンは1.2トンの衛星を地上500キロメートルの宇宙空間に運ぶ能力を持つ。イプシロンの性能向上に向け、政府は13年度補正予算で18億円を確保した。14年度以降も継続して開発を進め、打ち上げ能力を1.5トンにまで高める。

どうやらケース1で進めるようです。正確には2.5割増ですが、ERGを打ち上げる2号機から適用されるそうなので一気に高度化が進みます。あわよくば更に増強を…という要求は工学側からも結構ありそうですが、どんな状況なんでしょうね。