玉兎号、月の夜明けを迎えるも沈黙 [sorae.jp]

 月はおおよそ2週間ごとに昼と夜が訪れ、昼の温度は120度、夜は-180度にもなる。そのため月面の探査機とってはこの夜を越える技術(越夜技術)が必要となる。玉兎号の場合、夜を越える際には太陽電池の一つを太陽が昇る方向へ向け、またもう一つの太陽電池は蓋のように折り畳まれ、内蔵しているヒーターで温め続けられる仕組みになっている。もし何らかの理由でこの仕組みが機能していなければ、玉兎号は夜の低温に耐えられず、壊れてしまっているだろう。

 玉兎号にとっての2度目の夜は、2月9日の早朝に明けた。しかし現在までに何も情報は発表されていない。

どうやら母船である嫦娥3号は再度復帰した兆候が捉えられたそうですが、ローバーの玉兎はいまだ音沙汰が無いようです。うーむ。