月探査車「玉兎号」、息を吹き返す 中国国家航天局が発表 [sorae.jp]

 新華社通信によれば、玉兎号は以前から言われていたように、問題を抱えたまま月の夜を迎えたという。関係者も夜を乗り越えるのは難しいのではないかと考えていたが、玉兎号からの信号が受信でき、生きていることが確認できたという。以前発生した機械的な問題への対処は必要ではあるものの、完全に復旧できる可能性もあるようだ。これは嫦娥三号に関わっている人物が明かしたものだ。

 また、宇宙空間を飛び交う電波を傍受しているアマチュア団体UHF Satcomは、玉兎号と地球との通信の傍受に成功、玉兎号の状態はともかく、通信ができるほどには回復していることが証明された。同団体は先日、嫦娥三号の着陸機と地球との通信の傍受にも成功している。

 そして今日、中国国家航天局は、2月12日の午後に玉兎号が目覚めたと発表、状態に故障の原因を分析中であるとしている。

おおお、状態としては悪くないところまで復旧した模様です。しかし結局の所、どの部分にどのような問題が発生したかというのは公式には明らかにされておらず、外部の推測にとどまっています。