宇宙開発を研究中心から防衛・事業中心へと発想転換せよ! 100の行動56 文部科学10 [BLOGOS]

 2008年にようやく宇宙基本法が制定され、研究中心であった宇宙開発を利用ニーズ主導にという政策目的の転換がなされたが、未だ宇宙産業で世界に遅れを取っている現状は変わらない。今こそ、拡大する世界の宇宙市場を日本の高い技術で獲得していく政策に舵を切るべきだ。

 政府は一刻も早く宇宙の平和利用原則の解釈を国際スタンダードの解釈に変更し、 さらに、JAXA防衛省技術研究本部が共同研究を行える体制を作って、限られた予算をユーザーオリエンティッドな宇宙開発に集中投資できる体制を作るべきだ。

拡大している市場に限られた予算内で対応するというのは矛盾じゃないでしょうか。ニーズがあるなら、ただでさえIGSに割を食うなどして縮小の続くJAXA予算の研究枠から持って来ずとも経産省なり民間なりが独自に取って来るか、総額を拡大すればいいですよね。でなければ単に食い潰すだけになりますよ。