情報衛星の画像、数十分で入手 政府が20年メドに中継衛星 [日経]

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日本では宇宙航空研究開発機構が02年から中継技術の実証衛星「こだま」を運用しており、これまでに基礎的な技術は十分確立できたと判断した。14年度予算案に調査費を計上、15年度に設計に取りかかる計画だ。打ち上げまでの総事業費は数百億円に上る見通し。

これはDRTS「こだま」の後継機ということでいいでしょうか。「こだま」は2015年度には燃料を使い切りデオービットされる見通しとなっているそうですが、かなり不在期間が空くことになりますね。現状IGSは「こだま」の中継を利用していませんのでそれはさほどの問題ではないでしょうが、「きぼう」や今年打ち上げ予定の「だいち2号」は「こだま」を利用します。「こだま」運用終了後はNASAのTDRSの回線を借用することになっていますが、後継機打ち上げは当初の見通しから随分と遅れることになります。