鹿大衛星状態確認続く 運用半月 [読売]

 先月28日の打ち上げ後、地上では3〜8日を除き、KSAT2からのデータ受信に成功した。データを解析したところ、機体の姿勢が計画とは異なるが、回路や発電装置などは正常に作動しているという。

 1週間程度を見込んでいた機体の状態確認がまだ続いており、11日に予定していた東日本大震災の被災地を応援するメッセージの受信は見合わせた。今後、状態が整えば再度、受信に挑戦するという。

 KSAT2は5月24日に大気圏へ突入するまで、大気中の水蒸気の分布を解析して集中豪雨や竜巻を観測するなど、七つの任務の遂行を目指している。KSAT2のプロジェクトマネジャーで同大大学院生の森田大貴さん(23)は「どんな事態が起きても対応できるよう、準備を進めていきたい」と話している。

どうやら現状としてはビーコンでの通信が行われ機体の状態を確認できているものの、コマンドの送信がなかなかうまくいっていないようです。がんばれ!