「リベンジできた」 KSAT2の運用終了 [南日本新聞]

 鹿児島大学や地元中小企業が開発した超小型衛星「KSAT2」が約80日の運用を終えた。担当した学生らが21日、大学で会見し、大気水蒸気量観測につながるデータの取得に成功したことを明らかにした。データを取得できなかった初代機を引き合いに「リベンジできた」と振り返った。
 衛星は2月28日にH2Aロケットで打ち上げられた。衛星が発する電波を鹿大などに設置した二つのアンテナで受信し、到達する時間差によって大気中の水蒸気量を観測するのが主な任務。4月からはほぼ毎日データを取得できたといい、今後解析を進める。

KSAT2 運用終了で報告 [MBC]

鹿児島大学などでつくるプロジェクトメンバーによりますと、大気中の水蒸気の観測や宇宙からの動画撮影など7つのミッションのうち5つに成功したということです。そして今月18日に大気圏に突入し79日間の運用を終了しました。プロジェクトでは今後、観測データの解析を進めるほか3年後をめどに「KSAT」の3号機を製作し、今回成功しなかったミッションに再挑戦することにしています。

短い運用期間の間に見事に成功を収めましたね。お疲れさまでした! 後継機にも期待です。