大幅に性能アップ!「だいち2号」がより広く使われるために必要なこと [三菱電機 from ME:DSPACE]

 そして②環境問題への貢献では、「だいち」の実績としてアマゾンの違法伐採の取り締まりが上げられる。雨期でも観測できる「だいち」の観測データをブラジル政府に提供、約3年間のプロジェクトで伐採面積が半分以下に減るという成果をあげた。しかし「だいち」が2011年5月に運用停止後、再び違法伐採が増加傾向を示したことから、ブラジル政府は「だいち2号」の打ち上げを待ち望んでいた。このプロジェクトを率いたリモート・センシング技術センター(RESTEC)の小野誠さんによると「だいち2号は観測頻度が高く分解能もアップするなどデータの質がいい。また違法伐採を見つけるために強力な機能も追加されている」という。前回は国際協力機構(JICA)の技術協力プロジェクトとして資金が出たが、今回もJICAはやる気だそう。資金が出れば「自動的に伐採地を判別し、少ない人手で早く検出できるようにして欲しい」というブラジル側からの要望にも答えられる可能性が大きいという。

なんと伐採監視用の機能が。アマゾンの違法伐採監視ミッションはかなり好評だったと聞いていましたが、待っていましたという感じなんでしょうかw