スペースX、有人宇宙船「ドラゴンV2」を公開 [AFP]

米国は2011年にスペースシャトル計画が終了し、ISSに宇宙飛行士を輸送する能力を失った。ドラゴンV2(バージョン2の意味)は米国が宇宙への人員輸送能力を取り戻す民間初の試みとなる。

スペースXは、米航空機・防衛大手ボーイング(Boeing)、宇宙関連企業のシエラネバダSierra Nevada)やブルー・オリジン(Blue Origin)などのライバルと、早ければ2017年にも実現するとみられる民間企業による宇宙飛行士の輸送の実現を競っている。

それまでの間、世界の宇宙飛行士は1人あたり7000万ドル(約71億円)かかるロシアのソユーズ(Soyuz)宇宙船に頼らざるを得ない。

スペースXのカプセル型無人宇宙船「ドラゴン(Dragon)」は2012年、民間の宇宙船として初めてISSに物資を運んだ後、地球に帰還した。スペースXのイーロン・マスク(Elon Musk)最高経営責任者(CEO)は、ドラゴンが再利用可能である点を強調。ドラゴンV2については「ヘリコプター並みの精度で、地球上のどこにでも着陸」することが可能だと述べた。








画像:SpaceX

うーむ、何かと回帰路線カテゴリにされるカプセル型ですが、内側も外側も随分と近未来な感じに。これをファルコン9が飛ぶ前に出しても自分含め絵に描いた餅扱いされかねなかったでしょうが、今の勢いを考えると凄く期待してしまいます。内部のインテリアなんて自分の部屋より快適そうですよw