小惑星「イトカワ」も候補 将来の有人探査でNASA [47NEWS]

 【ワシントン共同】米航空宇宙局(NASA)は19日、2020年半ばの実現を目指す有人小惑星探査候補の一つとして、日本の探査機「はやぶさ」が微粒子を持ち帰った「イトカワ」を検討していると発表した。

 NASAは昨年、直径10m以下の小惑星無人探査機で丸ごと捕獲する構想を発表したが、その後の検討で、イトカワのように数百m規模の小惑星の表面から直径2〜4mの岩石だけを採取する選択肢も追加した。

 いずれも19年ごろに打ち上げる探査機が月の近くの軌道まで小惑星や岩石を運び、25年ごろに次世代宇宙船「オリオン」に乗った飛行士が近づいて調べることを想定。

ちょっとNASAの最新記事で直接イトカワに触れているものが見つけられなかったのですが、以前にも書いたように小惑星の一部を地球近辺に回収する探査計画の目標天体の1つにイトカワが上げられているという話があります。