アンガラ1.2PPロケット、再び発射台へ 7月9日に打ち上げ再挑戦 [sorae.jp]

お、あまり長引きませんでしたね。

 一方、ロシアのインタファクス通信は、第1段酸化剤タンクのドレイン・バルブが開放状態のままであったことが原因であったと報じた。アンガラの酸化剤である液体酸素は、タンクに充填するそばから気化してしまうため、そのままではタンクが破裂してしまう。そこでタンクに穴を開け、気化したガスを逃がしてやらねばらない。よく打ち上げ前のロケットから白い煙が漏れているように見えることがあるが、あれは気化した酸化剤を外に捨て、それによって周囲の水蒸気が冷やされることで見える現象だ。ドレイン・バルブは打ち上げ直前に閉じられるが、アンガラ1.2PPの打ち上げにおいて、おそらくはバルブが凍ったなどの問題により、これが閉じなかったようだ。

どうやら深刻な部分での問題では無かったようです。