国際宇宙ステーション運用期限 日本も4年間延長方針 [NHK]

国際宇宙ステーションの運用期限については、計画に参加する各国の間で、6年後の2020年までと決められていましたが、アメリカはことし1月、これを4年間延ばし、2024年までとすることを提案しました。
これに対し、ロシアは、ウクライナ情勢を巡る関係の悪化などを背景に、延長には応じないことも示唆していて、日本の対応が注目されていました。
こうしたなか、文部科学省の小委員会は15日、中間報告をまとめ、日本としてもアメリカの提案に同調し、計画への参加を4年間延長すべきだとする見解をまとめました。
ただ、日本はこれまで、国際宇宙ステーションの計画に8000億円を超える費用を投じながら、産業振興につながる成果が乏しいとも批判されているため、計画の費用対効果を向上させる取り組みも必要だと指摘してます。

ISS:参加延長の報告書 文科省小委員会 [毎日]

 会合後の記者会見で、藤崎主査は「(中国、インドのような)独自の宇宙開発は費用負担が大きく、ISSからの撤退はこれまでの努力を無にする。費用負担の軽減を図りながら継続することが合理的な選択だ」と話した。

 一方、下村博文文科相は同日の記者会見で、24年までの延長について「基本的には参加する方向で前向きに検討したい」と述べた。


今後は財務省マターでしょうかね。ロシアの出方も気になりますが。