宇宙航空研究開発機構部会(第46回) 配付資料 [文部科学省]

こちらの資料に色々載っています。

資料2 平成25年度業務実績に関する宇宙航空研究開発機構による自己評価書(3) (PDF:2337KB)


H-IIBの第1段コア機体タンクドームは国産化されていますが、H-IIAについても同様に国産化される運びだそうです。平成27年度打ち上げ予定の29号機より。



HTV搭載小型回収カプセルの開発。HTV-Rを待たずしてという感じなんでしょうか。精密な誘導を目指しているそうですが、予算的な面で既存のHTVに対しあまり大きな設計変更をせず実現するとするとやはり非与圧部に収納するイメージなんでしょうか。話をお聞きしてみたいのですが特別公開は来年まで待つ必要があるんですよねえw


資料2 平成25年度業務実績に関する宇宙航空研究開発機構による自己評価書(4) (PDF:2915KB)

「かぐや」のデータアーカイブは2年前から登録制を廃止していたそうです。結構前ですが気付いていませんでした。



「きぼう」での小型動物飼育装置。平成27年度に打ち上げ予定。



HTV-5では太陽電池パネルを削減するほか、与圧部に搭載する船内物資への電力供給機能の付加など更なる改良が加えられているそうです。またNASAの船外物資も搭載予定。



資料2 平成25年度業務実績に関する宇宙航空研究開発機構による自己評価書(6) (PDF:3868KB)

先日もニュースになったNASAとの共同月面探査ミッションについて少し触れられています。



HTV搭載小型回収システムについて。誘導精度10km以内を目指しているそうです。



JAXAの認知度は前回を更に上回り86%に達したそうです。機会はさほど多くないながらも安定してミッションを成功させているおかげでかなり定着してきましたね。



イプシロン延期を例に挙げ、メディア経由の間接ユーザーからは手厳しい意見が多かった一方、WEB媒体の直接ユーザーは好意的な意見がかなりを占めたという調査結果。能動的に関心を持つ場合は当然様々な媒体に触れていることになりますし、その中で自ら常時情報発信できるものとなるとやはりWEB媒体。オンラインメディアの影響力が増える中、直接ユーザー層への発信はやはり重要です。その反面、やはりTVなどの既存メディアもまた絶大な影響力ですから、年数回のクリティカルなミッションを着実に成功させるだけでもメディア露出による宣伝効果は非常に大きいということで、今はこの両輪が上手く噛み合ってきているということでしょうか。