静止軌道の衛星に“レンタルスペース”…通信衛星メーカーが開発 [Response]

SSLが開発するのは、商用静止通信衛星の構体の一部を間借りして、別の観測機器や工学実証機などのミッション機器を搭載する、いわば衛星のレンタルスペース。ペイロード・オービタル・デリバリー・システム(PODs)と呼ばれ、同社の商用衛星バス「SSL 1300」プラットフォームに搭載する。政府系機関の要望にも、商用にも対応するという。

これは面白い発想ですね。「きぼう」の船外実験プラットフォームを連想したのですが、やはり通信や電力供給などは衛星に依存する形になるのでしょうか。超小型衛星のように運用経験を積むという目的には使いにくいでしょうが、その分開発するのはミッション部に限られますからかなりリソースを低減できそうですね。