JAXA 光学地球観測衛星と光通信衛星をコラボ運用…2019年打ち上げを目指す [Response]

こうした地球観測衛星の高精度化に伴い、データ容量もこれまでよりさらに増大する。そこで、静止軌道上で低軌道の周回衛星からのデータを光通信で受信し、地上に送信する役割を担うのが同じく2019年度打ち上げを目指す「光データ中継衛星」だ。2002年に打ち上げられて運用中の通信速度240MbpsのKa帯電波によるデータ中継衛星「こだま(DRTS)」と2005年に打ち上げられた光通信実験衛星「きらり(OICETS)」の技術を併せ持つ後継機と位置付けられる。打ち上げはH-IIAロケットで、運用期間は10〜15年を検討している。

先進光学衛星は広域観測と高分解能の両立を目指しており、その分データ容量は大幅に増えることになるため、それに対応するためレーザー通信をセットにするのだそうです。また現在はデータ中継衛星に対応していないIGSも次世代型では対応する計画なので、通信速度の向上は必須ですね。