ガリレオ失敗、フレガートの設計ミスと結論 欧調査委員会が発表 [sorae.jp]

 ヒドラジン燃料の配管と、極低温ヘリウムの配管とが繋がっていた理由は、設計図の表現が曖昧で、本来あってはならない実装が可能であるように書かれていたためであるという。つまり、正しく組み立てられたフレガートと、そうではないフレガートがランダムに生産されており、今回アリアンスペース社が輸入したものは、いわば「ハズレ」であったということになる。

 また、これまでも、今回のような間違った組み立てをされたフレガートが飛行していたはずだが、今回の失敗まで問題にならなかったのは、おそらく飛行時間が今回ほど長くはなく、ヒドラジンの配管が凍る前にミッションが完了したためであろう。

ひええ、なんというロシアンルーレット状態。コンデンサ逆差しとかも似たようなものですが、ペイロードまるごと喪失する可能性があるというのが怖いです。