流氷情報の提供開始 1管本部、ホームページでも [北海道新聞]

 【小樽】第1管区海上保安本部(小樽)は22日、海氷情報センターを開設し、ホームページ(HP)などによる流氷の位置情報の提供を始めた。2011年に観測用の人工衛星が運用停止になり、提供できなくなっていた雲で覆われた海域の流氷情報も3年ぶりに提供する。

 5月に打ち上げられた宇宙航空研究開発機構の衛星などで確認した流氷の位置情報を発信する。1管本部によると流氷は21日現在、網走の北515キロ沖合の北緯48度付近にある。

 北緯46度(網走の北220キロ)より北に流氷がある場合は火、金曜の週2回、文字情報を配信。46度より南に到達した日から毎日、流氷の分布図を提供する。データの更新は午後5時ごろの予定。

2011年に初代「だいち」が運用停止するまで流氷観測を行っていましたが、その任務を引き継ぐ形ですね。