ロケットエンジン60基、ロシアが米に輸出 ISS運用 [朝日]

 インタファクス通信によると、契約を結んだのはロシアのエネルギア社と、米国の民間企業オービタル・サイエンシズ社。供給されるエンジンは新型の「RD181」。ロシアがソ連崩壊後初めて独自開発し、昨年打ち上げに成功した「アンガラロケット」に使われている「RD191」の派生型だ。今年6月に、最初の2基が納入されるという。

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契約により、ロケットエンジンの軍事目的での利用は制限されるという。

契約は10億ドルでエンジン60基を販売するというもの。この価格にはエンジンそのものおよびサービスのセット、つまり準備や実験、ロケットへのエンジンの搭載などのサービスが含まれているという。

元々エンジン換装は既定路線ではありましたが、アンタレス打ち上げ失敗を受けて前倒ししての契約に。やはりブラックボックスということでロシア人スタッフ込みなんですね。