「はやぶさ2」 順調に飛行続けている [NHK]

おお!

去年12月、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられた小惑星探査機「はやぶさ2」について、JAXAは28日午後、記者会見を開き、飛行の状況や機器の様子などについて説明しました。
それによりますと、はやぶさ2は、動力源となる4台のイオンエンジンが正常に動作することが確認されたほか、地上からの指令がなくても自動的に制御を行う「自律運転」も24時間連続で実施できたということです。また、搭載された通信機器も問題なく動いているということで、はやぶさ2は順調に飛行を続けているということです。

素晴らしい! 「はやぶさ2」の航海は順調で、イオンエンジンも全基問題なく稼働できているそうです。しかもイオンエンジンA/Dによる24時間の"自律運転"も確認。これはかなりの進歩ですね。初代では付きっきりで火の番をしていましたが、これにより運用リソースもだいぶ緩和されそうです。初期機能確認中にこれだけスムーズに稼働できているというのは、初代の知見が存分に活かされているところですね。

「はやぶさ2」は「たいへん順調」 初代の経験生きイオンエンジン万全 「やったな!という感覚」と國中氏 [ITmedia]

 「1号(初代)の経験が非常によくいき、万全な状態で、4基を健全なまま軌道変換に投入できた。これから厳しい航海が待っているのは承知しているが、機材は余裕を持って乗り出せたと思っている。やったな! という感覚です」――初代のイオンエンジンの技術者でもあった國中プロジェクとマネージャーは笑顔でこう話す。

会見に出席した國中先生もリラックスした笑顔をこぼしておられます。本格的な巡行はいよいよここからですが、これがないと始まりませんからね。プロジェクトチームの皆さんが日夜取り組んできた成果がここで無事に一つ出せたことは大きな安堵ではないでしょうか。