宇宙漂う「生命の種」捕まえろ…たんぽぽ計画 [読売]

 同計画は、高度400キロ・メートルを高速で飛行する「きぼう」の船外に、「エアロゲル」という寒天のような捕集材をつけて、1年ごとに交換。宇宙空間を漂うアミノ酸などの有機物や、地球から浮遊した微生物の採集を試みる。酵母菌など微生物の入った容器も船外に置き、放射線や紫外線が強い宇宙空間を微生物が長期間、旅する可能性も検証する。

 実験が始まる5月には、下旬から宇宙飛行士の油井(ゆい)亀美也(きみや)さん(45)がISSに到着し、初めて長期滞在する予定で、油井さんも実験に向けた訓練を受けた。

いよいよ実現にこぎ着けたようです。彗星探査機「スターダスト」の要領で地球周回軌道上のダストを採取する試み。非常に楽しみです。