【結果発表】Winny作者逮捕,

IT Pro読者はこう考えた
こんな感じの結果が出てました。

アンケートの自由記入には,「包丁で人を殺せるからといって,包丁を作った人間が罪に問われるのか。開発者ではなく,違法なことに利用する人間が問題ではないのか」「Winnyの作者が著作権法違反を幇助したというのなら,パソコンやOSのメーカー,大量のトラフィックを規制しないISP(インターネット接接続事業者),あるいはCD-RやDVD-Rの作者も同じではないか」といった趣旨の書き込みが多数あった。これらの意見が,逮捕を間違っていると考える代表的な理由だと思われる。
また素朴に「こういった逮捕が認められるのなら,日本では安心してソフトを開発することができない」という意見もあった。今回の逮捕が,IT関係者に大きな衝撃を与えたことを,改めて感じさせられる。
一方で,「(前回の記事に対する読者コメントも含め)インターネット上に公開されている今回の逮捕に関する意見の中には,『ソフトを開発したこと自体が逮捕理由(著作権法違反幇助)』という前提に基づくものが多いのではないか。仮に『ソフトを開発しバージョン・アップを続けたこと自体は逮捕理由ではない』のであれば,誤った前提の基に逮捕を間違っているとする意見も多いと思われる」という趣旨のご意見もいただいた。

「違法コピーを傷害と例えるならWinnyは包丁」という例えはよく耳にしますがどうも違う。 Winny自体はコピーを行わないし、違法コピーされた(かもしれないものを含む)データを送信用にキャッシュにコピーしていると解釈しても2次的なものに過ぎませんし。 Winny自体はあくまで流通手段なワケで。
確か京都府警は「Winnyやその開発自体ではなく、著作権法に対する作者の挑発的態度が逮捕理由」と言っていたと記憶しています。 ならそのデータを作成する為だけのリッピングウェアなどは更にガチですし、起訴理由についても「昨年9月、群馬県高崎市の自営業者らがウィニーを使い、映画やゲームソフトを不特定多数にダウンロード可能な状態とし、著作権を侵害するのを手助けした疑い」と、何ともはやな曖昧さを発揮しております。 別にWinny使わなくてもより多い不特定多数が違法データをDLする事はできますし、このような拡大解釈がまかり通るならISPがそれらを幇助しているとも言… ああ、複数のISPはそれで規制していたのでしょうか。