台湾: 中国の反国家分裂法に抗議 100万人がデモ

中国政府が台湾独立阻止に向けて制定した新法「反国家分裂法」に抗議する大規模なデモ行進が26日、台北市内で行われた。台湾の陳水扁総統や李登輝前総統、謝長廷行政院長(首相)らをはじめ、台湾全土から100万人(主催者側発表)が参加し、「中国の武力侵略、ノー」の声を上げた。
貸し切りバスや列車で各地から集まった市民も含め、参加者らは「自分たちの運命は自分たちで決めると強く主張していかないといけない」「私たちは悪の巨人と向き合っている民主主義だ。台湾は小さな島でしかないから、世界に向けて大きな声で訴えないと」などと話した。デモ隊の中には、台湾問題で中国をけん制する勢力として期待する日米両国の国旗を掲げる人もいた。

中国の覇権主義に歯止めを掛けられるかどうかは台湾問題に懸かっています。 また中国の狙いが台湾そのものに限らないのは見え見えですし、日本は全く他人事ではありません。 いつまでシラを切り通すのか、今後が楽しみです。