会談中止、政府関係者は「靖国絡み」の見方強める

23日に予定されていた小泉首相と中国の呉儀副首相との会談が、中国側の申し出で中止となったことについて、日本政府関係者は、首相の靖国神社参拝問題が直接の理由との見方を強めている。
日本を公式訪問した外国要人が首相との会談をキャンセルするのは極めて異例で、町村外相は同日夕、中国側の対応を「最低限の国際的マナーを守ってもらいたい」などと厳しく批判した。
副首相は23日午後、専用機で羽田空港をたち、予定よりも1日早く帰国した。

ドタキャンしちゃった模様。 先の首相発言を受けてかと思いきや

政府関係者は、21日に中国・北京で行われた武部自民党、冬柴公明党の両幹事長と中国共産党王家瑞対外連絡部長の会談で、首相の靖国神社参拝をめぐって激しい応酬があったことを明らかにした。そのうえで「これが、呉副首相の緊急帰国の直接の要因」との見方を示した。
関係者によると、武部幹事長が首相の靖国参拝問題に対する中国側の対応について、「『内政干渉だ』と言っている人もいる」などと指摘したのに対し、王氏は猛烈に反発した。双方はこうした発言を公にしないことで一致したという。

オフレコでバトルってたようです。