韓国の地名大使、米国政府に「東海(East Sea)」使用を要請するも拒絶される

河燦浩(ハ・チャンホ)国際地名大使は、「満足な解決策を見るまでは両名併記を続けるとの当方の立場を説明したが、米国側の回答は、『米国の基本的なスタンスは、より広く用いられている名称を使い続けるというものであり、米国としては名称を直ちに変更する理由は見出せない』というものだった」と聯合ニュースに語った。

この海の呼称問題は韓日両政府間の懸案の一つとなっているが、この問題の淵源は、20世紀前半に日本が朝鮮半島を第二次大戦終結まで35年間にわたり植民地支配していた時代に遡る。韓国の歴史専門家らによれば、この海の元々の名称は「東海」であり、「日本海」という名称が広く用いられるようになったのは19世紀になってからだという。日本がアジア諸国に勢力を拡大し朝鮮半島を植民地化する過程で、「東海」の呼称が国際社会からの認知を失ったとされる。

まーだそんな根も葉もない事言い触らしてるのな。 それについては日本外務省による緻密な調査結果がとっくに出ていますよ。 これに対する具体的反論は無いの?

■ 日本海呼称問題(米議会図書館所蔵の地図に関する調査)

(ロ)これら1435枚の地図・地図帳のうち、日本海海域を「朝鮮海」と記載したものは188枚(13.1%)、「中国海」が22枚(全体の1.5%)、「東洋海」が20枚(全体の1.4%)であり、「東海」と記載された地図はわずか2枚(0.1%)にすぎなかった。

(ニ)地図・地図帳の発行年代に着目してみると、18世紀までに発行された世界各国の地図は、日本海海域の名称として「日本海」、「東洋海」、「朝鮮海」等、様々な名称を用いていた。しかし、発行時期が19世紀になると、この時期に発行された地図・地図帳全体の82.4%にあたる1059枚が「日本海」との呼称を用いていた。特に、19世紀の中でも、日本が鎖国下であった時代(便宜的に1860年を境とした)に作成された地図563枚のうち、74%に当たる417枚において日本海という表記を用いていた。このことから、「日本海」という名称は、我が国が鎖国下にあって国際的影響力を行使できなかった19世紀から、ヨーロッパにおいて定着してきたものである」とする我が国の主張の妥当性が改めて確認された。