国連総会委、北非難決議を採択 韓国棄権、中露反対

12月に正式採択。

国連総会第3委員会(人権)は17日、北朝鮮による外国人拉致について「組織的な人権侵害」と非難する欧州連合(EU)や日米両国などの決議案を賛成84、反対22、棄権62で採択した。日本人を含めた外国人拉致問題北朝鮮を名指しして非難する決議は国連総会で初めて。

決議はEU議長国の英国が中心になって策定し、日本の国連代表部によると、計45カ国の共同提案。投票では中ロ両国などが反対、韓国などが棄権した。北朝鮮側は「政治目的で人権問題を乱用している」と強く反発している。

中露をはじめとした名立たる人権弾圧国家がこぞって反対している光景は微笑ましい。