人工網膜「光」見えた 国内初、阪大グループが試験成功 [朝日]

グループは、網膜が損傷して視力が落ちた「網膜色素変性症」の患者2人の同意を得て臨床試験を実施した。

眼球の裏にあって網膜を包んでいる強膜(厚さ約1ミリ)に、手術ですき間を作る技術を確立。ここに、縦横3個ずつ計9個のプラチナ電極がついている3ミリ角の人工網膜チップを埋め込んだ。

そして、チップのそれぞれの電極に外部から電気を流すと、網膜が光を感じたときと同じような電気信号が視神経に伝達され、「光」として感じた。チップの電極は網膜や視神経に直接は触れていないが、距離が近いため電気信号をやりとりできるという。

以前NHKスペシャルで海外の同じような技術が紹介されていましたが、今回の試験によるとチップは非接点式で、取り出しも可能だそうです。 これは凄いですね。