県議会で知事発言 「従軍慰安婦いない」 [朝日]

上田知事は、県平和資料館(東松山市)に展示されている年表の91年の欄に「従軍慰安婦問題など日本の戦争責任論議多発」と書いてあることを挙げ、「古今東西慰安婦はいても、従軍慰安婦はいない。民間の業者が連れて行ったりするのであって、軍そのものが連れて行ったりするわけは絶対にない」と発言した。

さらに「自虐的な感情を抱かせることなく、真実、日本の正確な立場を学べるようにするのが大事」「こうした間違った記述は修正しなければならない」と話し、有識者で作る同資料館の運営協議会に展示内容の見直しを要請した。

議場から「そうだ」「間違っている」と賛意と反発の声が上がり、一時騒然とした。

いやあ、全くの正論ですね。

従軍慰安婦問題を巡っては93年、政府が公文書や関係者を調査し、「慰安所は当時の軍当局の要請により設営されたもので、旧日本軍が直接または間接に関与した」「業者が募集した場合も本人の意思に反して集められた事例が多い」と日本軍の関与を認めている。

議会後、共産党県議団は「知事の答弁は政府の公式見解を否定するもの」との談話を発表し、発言の撤回を求めている。

「軍の関与」というのは衛生管理や悪質な業者の取締りとかそういう保安上のものであって、裏付けの取れた証拠は無かったのに韓国側の強い要望を受けて「強制性」を認めてしまった公式見解自体に根拠が無いんだから仕方がありませんね。 まさか、普段行政批判をしている人は「政府の言う事は絶対」などとは言えないと思いますが…

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「(慰安婦は)兵のいるところに集まってきたり、兵を追っかけて業者が連れていったりするのであって、軍そのものが連れていったりするわけは絶対にない」と述べた。知事は議会終了後、記者団に「軍は衛生管理を行っただけで、慰安婦を連れて行ったわけではない」と持論を繰り返した。