韓国があす竹島周辺海流調査 日本政府手詰まり 実施許せば「弱腰」批判も [北海道新聞]

海上保安庁の石川裕己長官は六月三十日の記者会見で、韓国が調査を実施した場合の対応について「巡視船から無線や拡声器で中止を要請する」と述べる一方、拿捕については「(韓国政府の)公船に他国の管轄権は及ばない。国際法上ありえない」と否定した。

ただ日本が四月に竹島周辺海域で海底地形調査を計画した際は、韓国政府は警備艇を集結させ、拿捕も辞さないと警告していた。このため、今回韓国の調査を許せば強硬派の国会議員から「弱腰」との批判が出ることも予想される。

こうしたことから外務省は、韓国が調査を実施した場合の対抗措置として、竹島周辺海域で韓国と同様に潮流速度や塩分濃度に関する海流調査に踏み切ることも検討。同時に「調査を中止すればそれなりの対応をする」(幹部)と韓国に自制を呼び掛けている。

なるほど、実力での阻止を法的観点から自制するかわりに海域調査という札を切るわけですか。 まあ韓国に勝手に調査されるのは今に始まった事ではないですからね。