初めて拉致問題に言及 ARFでタイ外相 [産経]

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タイのカンタティ外相は28日、クアラルンプールで開かれた東南アジア諸国連合ASEAN)地域フォーラム(ARF)閣僚会議の席上「北朝鮮で行方不明になっている人々への懸念を日本と共有する」と述べ、国際会議の場で初めて拉致問題に言及した。

外相は北朝鮮に問題解決に向けた協力を呼び掛ける一方で、協力が得られない場合は「国民の安全と権利を守るために、他の方法を考えざるを得ない」と明言。従来の方針を変更して日本と共同歩調を取り、北朝鮮に対する国際的圧力に加わる可能性も示唆した。

タイ人女性のアノーチャー・パンチョイさんは1978年に滞在先のマカオで行方不明になり、北朝鮮に拉致されたとされる。日本はタイに対し拉致問題での協力を求めてきたが、北朝鮮と友好関係を維持するタイはこれまで「(拉致は)二国間の問題」として日本とは一線を画してきた。

あくまで北朝鮮に「友好」路線をとってきたタイが日本と歩調を合わせることを示唆。 韓国はあの調子だから期待できないし、この路線転換は大きい?