従軍慰安婦問題「河野談話受け継ぐ」 安倍首相 [朝日]

安倍首相は3日の衆院代表質問で、従軍慰安婦問題に対する認識を問われ、「いわゆる従軍慰安婦の問題についての政府の基本的立場は、93年8月4日の河野官房長官談話を受け継いでいる」と述べた。この談話は従軍慰安婦の募集や管理などに旧日本軍が関与、「強制性」があったことを認め、謝罪する内容で、安倍首相は過去に国会審議で疑問を呈していた。

この日の答弁は、首相が「政府の立場」として示したもので、自らの認識については明言を避けた形だ。共産党の志位委員長の質問に答えた。

首相は、河野官房長官談話について、97年5月の衆院決算委員会分科会で委員として「強制性を検証する文書が出てきていない。河野官房長官談話の前提がかなり崩れてきている」と発言していた。これに対し、志位氏が「今も同じ認識か」と聞いたことに答えた。

安部氏の考えではなく「政府の立場」を述べたわけですか。 一切裏付けの取れていない「河野談話」については大いに疑問が残っておりますので「政府として」是非是非再検証をお願いしたいところですね。