北朝鮮核実験関連

■北朝鮮：「核実験しない」の金総書記発言は条件付き [毎日]

韓国の聯合ニュースは２２日、韓国政府消息筋の話として、唐家セン中国国務委員が１９日に平壌で金正日（キムジョンイル）総書記と会談した後、姜錫柱（カンソクチュ）第１外務次官から「追加説明」を受けたと報じた。追加説明によると、一部報道で伝えられた「追加的な核実験をしない」との趣旨の金総書記の発言は「米国が圧迫をやめれば」という条件付きだったという。
北朝鮮の核問題の解決を目指す６カ国協議への復帰問題については「まず復帰する代わりに協議再開後、速やかに米国が（北朝鮮に対する）金融制裁を解除するよう」要求したという。同ニュースによると、韓国政府内には「前向きな変化がある」との期待感が出ているという。しかし、別の韓国政府筋は「金融制裁解除を前提にした協議復帰という点は変化がなく、新たな意味はない」との見方を示している。

なるほど、ライス長官が「驚くような事は無かった」と言った通りといいますか、いつも通りといいますか。　つーかね、そもそも何のための6ヶ国協議かということを考えれば北が逆に譲歩を求めてくるなどこの上なくふてぶてしい限りの話であります。

■中国の主要銀行、一斉に北朝鮮への送金停止 [日経]

すでに北朝鮮への送金停止を決めていた中国銀行に続き、中国建設銀行、招商銀行、交通銀行、中国農業銀行の主要大手行が21日までに送金を停止した。中朝貿易の窓口になっている国境地域、遼寧省丹東の各行支店関係者が明らかにした。20日から送金を停止した招商銀行は「国家間の事情が理由と聞いており、再開時期は決まっていない」としている。

■米ロ外相、北朝鮮再核実験阻止で一致 [日経]

ロシア外務省によると、会談でラブロフ外相はロシアにとって隣国での核実験は安全保障上のみならず環境面でも脅威だと指摘、北朝鮮の核保有を認めない立場を示した。一方で、話し合いが唯一の解決手段との考えを改めて示し、北朝鮮に対し6カ国協議に復帰するよう直接働きかけるとともに、強硬手段を取らないよう自制を呼びかけていくことを説明した。

異様にどうでもいいことですが、見出しが「よねぐち外相」に見えて仕方がありません。　いや、「米露」だとは勿論解かってますが。　最近こういう書き方多いなあ