仲井真氏、基地ある市町村でも糸数氏圧倒…沖縄知事選 [読売]

19日に投開票された沖縄県知事選では、与党が推して当選した仲井真弘多氏が、県内41市町村のうち31市町村で野党統一候補糸数慶子氏の得票を上回った。
この中には、普天間飛行場のある宜野湾市や、嘉手納飛行場を抱える嘉手納町など、米軍基地の負担が大きい市町村も含まれている。糸数氏が参院議員に当選した2004年の参院選では、こうした市町村のほとんどで糸数氏の得票は自民党候補を上回っていた。
この結果について、民主党保守系議員は、糸数氏が「普天間の即時閉鎖・国外移設」を唱えたことを踏まえ、「基地問題で実現可能性の低い公約を掲げても投票してくれない。革新勢力が根強い沖縄でも、旧来型の『反基地』の主張は否定されるようになってきた」と指摘した。
普天間飛行場の移設先となる名護市も仲井真氏が制しており、仲井真氏が掲げた「経済振興」が、糸数氏の主張より有権者を引きつけたことがうかがえる。

一連の知事選は興味深い結果になりましたね。 まあ沖縄の場合は色んな意味で生活が懸かっていると言えそうです…