「尖閣近海は通報必要なし」中国、初めて対応表明 [産経]

中国外務省は6日、中国の海洋調査船尖閣諸島(中国名・釣魚島)近海の日本の排他的経済水域EEZ)で調査を行ったと日本政府が抗議したことについて、調査は「正当な権利の行使」と反論した上で「日本政府が事をあおり立てている」として「強い不満」を表明する談話を発表した。

中国側がこの問題で対応を公式に明らかにしたのは初めて。日本政府は中国側の調査が相互事前通報の枠組みに反するとしているが、中国外務省の姜瑜報道官は6日の記者会見で、尖閣諸島を「中国固有の領土」と指摘した上で、尖閣諸島近海は中国が日本に事前通報すべき対象海域に当たらないとの認識を表明した。

日中は2001年、東シナ海での海洋調査活動に関し、相互に事前通報することで合意。中国側が事前通報すべき対象海域については「日本側が関心を有する水域である日本国の近海」と明記している。

日中の合意はつまり日本が通報しろと言えば通報するべきということですから、中国がいくら領土を主張しようと何の正当性も見出せませんね。