NASA/JAXA合同シミュレーション(JMST) [JAXA]

2007年2月から、「きぼう」日本実験棟に関わるNASA/JAXA合同シミュレーション(Joint Multi-Segment Training: JMST)が開始されました。

JMSTとはNASA国際宇宙ステーションISS)計画の国際パートナや遠隔地の管制施設と通信回線で接続して実施する運用シミュレーション訓練です。「きぼう」のJMSTは、JAXA筑波宇宙センター(TKSC)とNASAジョンソン宇宙センター(JSC)を接続して行います。JAXANASA双方の飛行管制官は、協調運用に必要となる技術の向上を目的に訓練を行います。

JAXAはJMSTを通して、JAXA飛行管制官の評価を行い、「きぼう」が打ち上げられる半年前までに、飛行管制官の認定を行います。飛行管制官を認定した後には、JAXAの飛行管制官NASAの飛行管制官、そしてミッションに選定された宇宙飛行士を交えて、「きぼう」の各ミッション固有の合同シミュレーションが開始されます。

おお、いよいよ管制室が本格的に動いている感じですね。