韓国初の国産ロケット「KSLV‐1」、来年打ち上げへ [朝鮮日報]

羅老宇宙センターのイ・チョルヒョン博士(41)は「私たちとロケットを共同製作しているロシアの上院から近く承認が出れば、発射台の建設は加速化するだろう」と話す。今年2月に現代重工業は航空宇宙研究院と協約を結び、韓国の技術で発射台を開発している。

ところで外羅老島は、宇宙センターとして最適の地ではなかった。人工衛星を宇宙に打ち上げるには、地球の自転する力を利用しなければならないが、そのためには赤道に近ければ近いほど条件がいい。当初、済州島が候補地に挙げられていたのもこのためだ。ところが、済州島民の反対に遭い、外羅老島にチャンスがめぐってきたというわけだ。

ミン・センター長は「ロシアとの共同製作で打ち上げられるKSLV-1以降は、韓国の独自技術だけでKSLV-2を開発し、ここから打ち上げる方針」と自信を見せた。今、外羅老島民の視線は一斉に宇宙に向けられている。

んー、それはいいのですが、日本の島嶼や本土上空を通ると思われる飛行経路についての協議が進行したという話が一向に聞かれないのが気になります。