三菱重工と米ボーイング、国産ジェット機で提携 [日経]

三菱重工業は2012年の実用化をめざす国産ジェット機事業で米ボーイングとの提携に基本合意した。ボーイングが販売や保守などで協力する。総事業費3000億―4000億円に上るプロジェクトを始動するための最大の課題は海外航空会社からの受注獲得。欧州エアバスと世界の航空機市場を2分するボーイングが協力に乗り出すことで日本初のジェット機事業が実現に向け一歩前進する。

パリで開催中の国際航空ショーを訪れた三菱重工西岡喬会長とボーイングスコット・カーソン民間機部門最高経営責任者(CEO)が現地で会談、提携の基本合意書に調印した。日本経済新聞記者の取材に応じたカーソン氏は提携の具体策について「今後、双方の実務者レベルの作業部会をつくり、早急に詰める」と述べた。

先日の航空ショーでなんか早速ナシ付けた模様。 手回し早いですね。 しかしジェットにしてもロケットにしても三菱重工は似たような手を使ってきましたが、共に相手側のシェアは絶大ですからひょっとするかも。

追記:ボーイング、三菱とのジェット機開発の報道を否定 [AFP]

ボーイングのRandolph Harrison広報担当は、「契約は交わしていない。協力体制を築く上での調査を進めることで合意しただけだ」と述べた。

どうやら提携合意は日経の飛ばしだったらしい。 その方向で話を進めている段階という事だそうです。