日航が国産ジェット数十機購入検討 [読売]

MRJは70〜90席で、機体の開発費は約1200億円。350機程度の受注が採算ラインとみられ、三菱重工は07年度末までに事業化するかどうかを決める。

日航がMRJ購入を検討するのは、国産機なら今後の機体整備や改修などもスムーズに進められると見ているためだ。羽田空港の2010年の再拡張などをにらみ、保有機を小型機に替え、運航頻度を増やして利便性を高める戦略を立てており、競合機より20%低燃費のMRJが有利と判断した。

日航は中小型機の比率を現在の7割から8割に高める計画で、整備コストを効率化するため、使用機種を徐々に集約する。乗務員の習熟度を高めたり、整備の部品を保管したりするのに一定の機数が必要とみている。

日航は、MRJを地方都市を結ぶ路線のほか、羽田の増便で使う方向だ。

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