中国当局、中国での混入を否定 ギョーザ事件 [朝日]

先日生協が中国側にあっさり一次サンプルを渡しちゃった件の続報みたいなものです。

中国製冷凍ギョーザによる中毒事件について、中国国家品質監督検査検疫総局の魏伝忠副総局長は13日記者会見を開き、「ギョーザの生産から輸出までの過程で人為的な破壊行為があった可能性はほぼない」と述べた。製造元の天洋食品(河北省石家荘市)の全従業員から公安当局が事情聴取をするなどした結果、有機リン系農薬成分を人為的に混入させた形跡が見つかっていないことも明らかにし、中国側での混入の可能性を強く否定した。

さらに魏副総局長は、中国の調査団が訪日した際、日本生活協同組合連合会から、中毒が起きた商品と同じ昨年10月20日製のほか、同19日、6月3日、11月1日製の計10袋の提供を受けたと明らかにした。調べた結果、メタミドホスなどは検出されなかったという。

ただ、日本で未開封の袋の内側から農薬成分が検出されたことについては「一般人でも開封したものを再び密封できる。少数の事例で断定すべきではない」と述べ、「中国で混入した証拠」とみる日本側に反論した。

はあ、そうですか。 それは単にその袋は汚染されていなかったか、あるいは中国側の検査能力の問題ではないでしょうかね。 一般人でも再密封できるとか、そんなもんどうやったって数ミリの穴なんぞより遥かに目立ってバレバレですがな… まあ日本は付着した農薬をスプリング8を使い組成を測定するって話ですし、いずれ出どころは分かりそうなものですが。