海底の放置漁具、日本海で深刻化 韓国の密漁船投棄か [朝日]

山陰沖などで底引き網漁やベニズワイガニ漁をしている但馬漁協(兵庫県香美町)は99年以来、夏の休漁期に海底清掃を続けている。昨夏の作業で回収したかごや網は真新しいものが多かったという。担当者は「苦労して清掃しても、どんどん新しいものが入ってくる。よく漁具が続くなと思う」と苦笑する。

石川県漁協によると、05年には大量のかごが海底に放置されたため、底引き網漁船が漁を断念して別の漁場に移らざるをえなくなったケースもあったという。長崎県対馬は大量の漂着ごみに悩まされているが、近年は韓国製のアナゴ筒が目立ち、定置網に引っかかることもあるという。

■東京―福岡2往復半

刺し網4535キロメートル、バイ貝漁用のかご30万796個――。日本と韓国が共同で管理する日本海の「暫定水域」東側や南側に隣接する日本のEEZで、00年以降に回収した漁具の総量だ。水産庁国際課が今年1月に発表した。刺し網の総延長は東京―福岡間の2往復半に相当する。

同課によると、日本では使われない漁具で、韓国の密漁船が仕掛けたとみられる。取締船に見つかると網やロープを切断して逃げるため、そのまま放置される。かごや網はブイを付けずに下ろすため、回収しきれずに残るらしい。

これは酷い。 暫定水域をまともに運用させないばかりか更に日本のEEZを食い散らかし、あげく大層な置き土産でしっかり環境破壊。 たまに密漁船を取り逃がせばあちらで英雄扱いですからもう話になりませんね。 韓国はちゃんとこの犯罪行為を取り締まるべき。