陸域観測技術衛星「だいち」(ALOS)搭載のLバンド合成開口レーダ(PALSAR:パルサー)による中国四川省で発生した地震に関する観測結果について [JAXA]

「だいち」の合成開口レーダーの観測データから地殻変動を算出。 かなりカオスなことになっています。

断層近傍約200km×75kmを拡大したものが図3で、断層運動による変動の様子をより細かく把握する事が可能です。最も変動が大きいと思われる断層直上、またその近傍では、変動が大きすぎて検出できませんでしたが,その領域の北側には衛星から遠ざかる変動があること,南北に目玉状の変動縞が分布することがわかります(図中白丸)。更にこの変動は断層から約100km北まで続きます。今回の地震でおおきな地殻変動が生じたことが衛星による観測から確認できました。

なんじゃこりゃあ… 全体的に変動が凄まじいですが、所々で特に急激に隆起、あるいは沈下した地域が見られます。