STS-124 「きぼう」船内実験室設置ミッション関連

星出さん14日の宇宙旅行終え無事帰還 [産経]

星出さんは、国際宇宙ステーション(ISS)に8日間滞在し、日本実験棟「きぼう」の“心臓部”である船内実験室を設置。実験室の側面に取り付けられ、船外実験装置の交換に用いるロボットアームの機能を確認した。

また、3月に土井隆雄さん(53)が仮設置していた船内保管室を実験室の上部に移設。きぼうの中で、飛行士が普段着で過ごせる空間が完成し、NASA関係者は「これ以上に素晴らしいミッションはなかった」と振り返った。

ディスカバリーは着陸の約1時間前に軌道を離れ、大気圏へ突入。フロリダ半島に南西上空から接近し、滑るように着陸した。健康診断を終えた星出さんは、疲れを感じさせない笑顔でタラップを降り、出迎えた宇宙航空研究開発機構JAXA)の関係者に「(管制室のある)筑波の皆さんが支えてくれたおかげです」と感謝の言葉を述べた。

その後の会見では、実験室への入室を振り返り、「扉を開けた瞬間、大きな空間が現れて思い出深かった。今度は次のきぼう建設を地上から支援したい」と、誇らしげな表情で話した。

さらに初めての宇宙飛行に触れ、「夢は実現したが、まだ終わらない。ISSで長期滞在をしたいし、火星へ行くかもしれない」と、今後への意欲を見せた。

きぼうの船内実験は8月(米国は来年6月)に開始。実験のたびに他国の施設を“間借り”する必要がなくなり、日本独自の計画作りが可能となる。

お疲れ様でした、今回は特に充実したミッションでしたね。 大きな山場を一つ越え、ついに実験室が立ち上がりました。 本格的に実験が開始されるのは8月からで、スペースシャトルは10月にハッブル宇宙望遠鏡の修理ミッションを挟み12月〜1月頃に若田宇宙飛行士が3ヶ月の長期滞在のためシャトルで飛び立ちます。 その後3月〜4月頃に船外実験プラットフォームを載せたシャトルが打ち上げられ、若田さんが組み立てミッションを行いそのシャトルで帰還します。 来年後半から野口宇宙飛行士が6ヶ月の長期滞在のためソユーズで飛び立ち、再来年に帰還する予定になっています。 今後、星出さんにも長期滞在任務の機会がきっとあるでしょうね。

■帰還

02:07 みんな揃って

お疲れ様でした。 ミッション完遂おめでとうございます!

02:00 降機



00:17 着陸

無事帰還しました。 おかりなさーい!


23:13 着陸姿勢


23:10 地上カメラから確認


23:55 再突入中

00:15頃に着陸予定です。

23:07 ケネディ宇宙センター

本日は晴天。 予定通りに軌道離脱が行われそうです。