台湾船、一時日本の領海に侵入 尖閣諸島・魚釣島沖 [読売]

16日午前5時53分ごろ、沖縄県石垣市尖閣諸島魚釣島の西南西沖約22キロで、台湾の民間船「全家福6号」と台湾の巡視船3隻が日本領海内に侵入したのを、海上保安庁の巡視船が確認した。

その後、別の台湾側巡視船6隻の侵入も判明し、日本の巡視船が拡声機や汽笛で領海外に出るよう警告。10隻は同島に接近した後に引き返し、同日午前8時36分から44分にかけて領海外に出た。魚釣島沖で日本の巡視船と衝突した台湾の遊漁船が沈没した事故への抗議が目的とみられる。

第11管区海上保安本部(那覇)の発表によると、民間船に乗っているのは反日活動家ら。巡視船3隻は民間船と並ぶように航行、6隻は一定の距離を保っていた。魚釣島へ約1キロまで迫り、しばらく周辺を回り、午前7時24分ごろ台湾方面へ針路を変えた。

海上保安庁の問い合わせに対し、台湾の海岸巡防署(海上保安庁に相当)は「抗議船を保護するため」と説明したという。

保護者同伴でお礼参りの模様。 まあ故意ではないにしろ沈めてしまったのは事実なので抗議を受けるのは仕方ないとも思いますが、それだけで戦争だの何だのと妙に血の気の多いあちらの一方的な報道はどうにかならんもんですかねw それともあれは大陸系が煽っているのでしょうか?

尖閣 日台当局が電話折衝 間一髪で衝突回避? [産経]

関係筋によると、抗議船が日本領海に進入した直後の同日午前6時ごろ、日本の在台代表機関に相当する交流協会の池田維代表が欧外相に電話をかけた。「これ以上の(魚釣島への)接近があれば、厳正な対応をせざるを得ない」と警告し、日本領海の外に出るよう強く申し入れた。

欧部長は日本政府のメッセージを重視し、両者は問題の複雑化を避けたいとの認識で一致。その場では抗議船への対応に関して即答を避けたが、約10分後、今度は欧部長が電話をかけ、池田代表に「まもなく船は回航に向かう」と伝えた。台湾の海巡署(海上保安庁)の発表では、抗議船が航路を台湾に向けたのは6時23分だった。

どうやら水面下では日本側から厳重な警告を行っており、最終的に台湾側上層部が聞き入れた形だったようです。