リニア新幹線「南アルプス直下ルート」 JR東海方針 [朝日]

同社は、リニアの路線として直線ルートと、南アルプスを北側に迂回(うかい)するルートの二つを検討。用地買収が容易なため建設費が安く、乗車時間も短い直線ルートを有力としてきたが、南アルプスを掘削するトンネル建設に技術的な課題が残っていた。今回、旧国鉄時代の74年から続けてきた地形・地質調査で、わき水や断層などの課題は技術的に克服できると国交省に報告することで、同社は直線ルートでの建設へ大きく踏み出す。

リニア中央新幹線は、JR東海が独自資金で建設を進める。しかし、土地収用など法制面の支援を受けるには、国交省から建設主体の指名を受ける必要があり、その国交省は「地元との調整が必要」との立場。沿線自治体の長野県は県内をより長く通る北側への迂回を希望しており、JR東海は、地元への配慮を示しつつ直線ルートへの理解を求めていく構えだ。

直線ルートの場合でも、甲府市付近や長野県南部の飯田市付近には、途中駅が建設される可能性が高い。「地元負担」としてきた途中駅の建設費などが、地元との協議の対象になりそうだ。

建設費5兆円を自腹で負担するというリニア計画ですが、南アルプスを一直線にぶち抜く男前ルートで行くそうです。

ルート途上にある山梨県内の実験線も今年5月に延伸工事に着手しており、14年春までに現在の18.4キロから42.8キロに延ばす。東京の起点には品川駅、名古屋の起点には名古屋駅を想定している。名古屋への開業時までには、大阪に向けて着工することを目指している。

JR東海マジカッケエ。 大阪に来るまで死ねません。