日本製の人工心臓、生存率が移植並みの好成績 [読売]

東京女子医科大学などが開発した日本製人工心臓エバハート」を装着した心臓病患者の6か月生存率が89%、1年生存率が83%に達し、心臓移植並みの好成績を挙げていることがわかった。

脳死での臓器提供の少ない日本で、人工心臓が移植の代替医療となる可能性を示す成果で、東京で開かれた日本心臓移植研究会で18日発表された。

エバハートは2005年5月から、日本製の体内埋め込み型補助人工心臓として初めて、国内での人への治験が始まり、今年8月に終了した。

現在の人工心臓の研究は補助人工心臓が中心らしいですが、心臓移植より生存率が高いというのは凄いですね。 拍動式ではなく遠心ポンプ式で複雑な可動部分を減らしたことが性能アップに繋がっているそうです。 移植による倫理的な面のネックも避けられますし、早く認可が下りればいいですね。