新幹線不通、前日の混乱がシステム障害に 運休112本 [朝日]

JR東日本の全新幹線を管理するシステムで29日、障害が発生し、東北、上越、長野、山形、秋田の各新幹線は午前6時の始発から約3時間、全線で運転を見合わせた。午前9時ごろに運転を始めたが、新幹線388本のうち112本が運休。146本に最大4時間20分の遅れが出て、帰省客ら13万7700人に影響が及んだ。

帰省ラッシュがピークを迎える30日は始発から通常通り運行する予定だが、同社は不測の事態に備えてシステム管理の態勢を強化する。

同社によると、障害が発生したのは東京都千代田区の新幹線運行本部にあるシステム「COSMOS(コスモス)」。前日の28日、雪や強風で山形、秋田両新幹線のダイヤが大幅に乱れた影響で、29日は運行するほぼすべての新幹線で、当初使う予定だった車両を変更してやり繰りしなければならなかった。社員が大量のデータ入力を終えたのは、始発が迫った29日午前6時前だったという。

しかし、システムに反映されず運行はストップ。いったんデータを消して再入力したところ、午前8時前にようやく復旧のめどが立ったという。同社は▽更新データの多さに対応できずシステムが不具合を起こした▽もともとのデータ入力にミスがあった――のいずれかが考えられるとして調べている。

コスモスはダイヤ、車両管理、防災情報など七つのシステムを統合して95年11月に開始。97年11月にも同様の障害が起きたことがあり、その際は運用変更の入力が重なってコンピューターの処理能力が追いつかなかったという。

うむ、年の瀬の帰省ラッシュにこれはきっつい。 前日の悪天候によるダイヤの乱れを修正するための処理が落ちてしまったという事で、2日連続のトラブルとなってしまったそうです。

帰省ラッシュ、東海道新幹線は人身事故で混雑に拍車 [朝日]

今日は今日で人身事故のため2時間遅れ(こちらは東海道新幹線ですが)。