まいど1号に続け…関西の大学「小型衛星作ろう」 [読売]

まいど1号のシステム設計や技術開発に協力した大阪府立大、大阪大をはじめ、京都大、関西大などの研究者らが昨年3月に設立したNPO法人「関西宇宙イニシアティブ」(堺市)は今月、ユニークな衛星「KaSpI(カスピ)―1」の構想を打ち出した。

14型テレビとほぼ同じ大きさのカラー電光掲示板とカメラを搭載。結婚祝いなどのメッセージやイラストを地球をバックに撮影し、地上に届ける。2013年度の打ち上げを目指す。

大阪府立大は、放射線観測衛星「ソラマメ」も計画中。宇宙で機器の故障の原因になる放射線の変動を知らせる“宇宙天気予報”に役立てる。大久保博志教授は「まいど1号で培ったノウハウをつぎ込み、早く打ち上げたい」と意気込む。

まいど1号の雷センサーを開発した大阪大の河崎善一郎教授は、東大阪市の航空部品会社社長と有限責任事業組合「航空宇宙開発まいど」を昨年5月に設立。大気汚染物質などを観測する小型衛星を検討している。さらに「ひと回り大きい本格的な科学衛星の開発も進めたい」と意欲的だ。

まいど2号は不透明ですが、1号に触発されたかのように気運が持ち上がっているそうです。 先日の相乗り衛星だけで主衛星の「いぶき」を食ってしまいそうなくらい報道にも取り上げられてましたし、影響は大きいですよね。 来年には金星探査機PLANET-Cとの相乗りでまたいくつか打ち上げられますし、盛り上がるといいですね。