人間に近い外観と動作性能を備えたロボットの開発に成功 [産総研]

産総研が始まったようです。

(1) 身長158cm、体重43kg(バッテリー含む)で、関節位置や寸法は「日本人人体寸法データベース1997-98」の青年女性の平均値を参考に、人間に近い外観を実現している。
(2) 人間に極めて近い動作を実現するため、腰に3自由度、首に3自由度、顔に8自由度を設けている。
(3) 歩行動作や全身動作はモーションキャプチャーで計測した人間の歩行動作や全身動作を参考にして、HRPにおいて開発された二足歩行ロボットの制御技術を適用することにより、人間に極めて近い動作を実現している。
(4) 音声認識RTミドルウエアが実装された頭部コンピューターで人間の音声を認識し、音声認識結果にもとづく応答動作など、人間とのインタラクションを実現している。

なお、HRP-4Cは、HRP-2の開発技術を継承するとともに本田技研工業株式会社の特許権を実施することにより利用している。

動画もあります。 スラッとした体型なうえバックパックもなくしバッテリー込みで「体重」43kg! 本田技研の特許も使用しているそうですが、しかしよくこのサイズで収めましたね。 喜怒哀楽の表情まであってなかなかツボを押さえています。 連続稼働時間は約20分。 既にファッションショーへの出演が予定されているそうです。 未来は明るいな!